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2005年6月7日(火)
SoftEther VPN 2.0 を N+I 展示会場内 VPN
システムとして提供
NetWorld + Interop Tokyo 2005 に出展
筑波大学発ベンチャー企業である ソフトイーサ株式会社 (代表取締役 登 大遊/本店所在地 茨城県つくば市) は、
国内最大級のネットワーク関連技術の展示会『NetWorld + Interop Tokyo 2005』(メディアライブ・ジャパン株式会社) に
SoftEther VPN 2.0 を出展いたします。
NetWorld + Interop Tokyo
2005 の展示会は、6月8日(水) から 6月10日(金)
までの期間中、幕張メッセ展示ホールにて開催されるイベントです。ソフトイーサ株式会社は、SoftEther VPN 2.0
ソフトウェア技術を、本展示会において下記の内容で出展する予定です。
出展内容に関する詳細情報につきましては、https://www2.softether.jp/jp/vpn2/old/interop/
に詳細な情報が掲載されておりますので、併せてご覧ください。
SoftEther VPN 2.0 は N+I
展示会場内ネットワーク "ShowNet" に
おける VPN システムとして採用されました
NetWorld + Interop Tokyo
2005 の展示会場内ネットワーク "ShowNet" は、ネットワーク機器・技術の世界最大規模のデモンストレーションネットワークです。今年の
N+I には、ソフトイーサ株式会社も ShowNet スポンサーシップ・プログラムに参加し、SoftEther VPN 2.0
ソフトウェアおよび VPN サーバーアプライアンス製品を提供させていただいています。
今年の ShowNet
では、展示会場内の離れた拠点間の Ethernet セグメント同士を接続するために Layer-2 VPN
システムが導入されていますが、そのための拠点間接続を行うためのソリューションとして、SoftEther VPN 2.0
をご使用いただいております。
また、ShowNet 内には "バーチャル
ShowNet Cafe" と呼ばれる公開の VPN サーバーが設置されております。この VPN サーバーは SoftEther VPN
Server 2.0 技術がベースとなっており、6月8日以降 N+I 公式サイトよりダウンロード可能となる VPN
クライアント・ソフトウェアをインストールすると、自宅のコンピュータなどから ShowNet に直接接続したのと同様の状態で、ShowNetTV
などのコンテンツを楽しむことが可能になります。この場合、接続したユーザーは ShowNet で使用されているグローバル IP アドレス空間
(45.0.0.0 の下) の中から 1 つのグローバル IP アドレスの割り当てを受け、自動的に接続したクライアント・コンピュータは
ShowNet 内のノードとなり、ShowNet 内の他のコンピュータと自由に通信することができるようになるのです。
専用版 SoftEther VPN 2.0
クライアントを使って ShowNet にログイン!
「Virtual ShowNet Cafe
Client」を使用すると、インターネットに接続している自宅のコンピュータなどから ShowNet に VPN
接続することができます。ShowNet に VPN 接続すると、ShowNet に割り当てられているグローバル IP アドレス
(45.0.0.0/8) の中から 1 つの IP アドレスの割り当てを動的に受けることができます。その瞬間、あなたのコンピュータは
ShowNet に対して物理的に直接接続されているのとほぼ同等の状態でネットワークに接続されたことになり、ShowNet
内でのみ楽しむことのできるShowNet TVなどのコンテンツをお楽しみいただけます。
専用クライアントや接続方法説明などは、展示会スタート後、準備ができ次第下記の Web サイトで公開されます。
http://www.interop.jp/shownet/cafe/
ShowNet における SoftEther
VPN 2.0 サーバーの設置場所
ShowNet 内の VPN を構築するため、SoftEther VPN Server 2.0
が搭載されたサーバー機が、下記の場所に設置されています。実際に展示会場でご覧いただくことができます。
NOC (Network Operation Center) のラック群
NOC に設置した SoftEther VPN Server 2.0 は、ShowNet の NOC メンバーや STM
メンバーに対して、ShowNet 内の特別な管理者用 L2 セグメントにアクセスするためのリモートアクセス VPN
サービスを提供しています。また、ShowNet Cafe との間の L2 ブリッジのためにも使用されています。
Data Center ラック (POD4)
POD4 のデータセンターラックに設置した SoftEther VPN Server 2.0 は、ShowNet
中に設置されている主催者企画である「バーチャル ShowNet Cafe」のための VPN
サーバーとして動作しています。インターネット上のユーザーは誰でも Virtual ShowNet Cafe Client を使用して
ShowNet に接続し、グローバル IP アドレスの割り当てを受けて ShowNet 内のコンテンツを楽しむことができます。
ShowNet Cafe
ShowNet Cafe に設置した SoftEther VPN Server 2.0 は、NOC に設置した SoftEther VPN
Server 2.0 との間で常時 VPN トンネルを張り、L2 ブリッジを構成しています。この L2 セグメントには、ShowNet Cafe
側に 3 台、NOC 側に 3 台の 家庭用ゲーム機が設置され、来場者の皆様はネットワーク対戦ゲームを SoftEther VPN 2.0
越しにプレイすることができます。
筑波大学と幕張メッセ間で超高速 VPN
通信実験を実施、
高画質のマルチメディアデータをインターネット経由 VPN で伝送
SoftEther VPN 2.0
ソフトウェアを利用したデモンストレーションの一部として、展示会場におきましては、SoftEther VPN 2.0
を使用した超高画質・大容量のマルチメディアデータの伝送実験を展示デモとして行います。
ソフトイーサ株式会社が開発した SoftEther
VPN 2.0 は従来の VPN
の欠点を克服し、超高画質ストリーミングデータなどの高スループットのデータをインターネット越しに伝送することができる十分な能力を持っています。このことを実証するため、実際にインターネット経由で超高画質のストリーミング映像をリアルタイムで
2
本同時に伝送し、筑波大学側で撮影する「学術情報メディアセンターの基幹ネットワークスイッチ付近」および「大学中央部分の広場や噴水付近」の両方の映像を、幕張メッセの展示ブース内に設置した大型液晶ディスプレイにてリアルタイムに表示します。
幕張メッセ会場内における VPN
経由テレビ電話実験
ソフトイーサ株式会社・三菱マテリアル株式会社の展示ブース (8M15) と飛天ジャパン有限会社殿の展示ブース (8M23) を
SoftEther VPN 2.0 経由で VPN 接続します。通信インフラは会場内ネットワーク "ShowNet" を活用します。
双方のブース間で結んだ VPN
トンネルの中を、無加工・無圧縮の状態のデジタルビデオデータを流すことによって、約 30 Mbps (片方向) × 2
チャンネルのスムーズなテレビ電話システムを VPN
越しに実現するデモを行います。両側にはディスプレイとデジタルビデオカメラが設置され、お互いのカメラの映像をほぼ遅延無しでリアルタイムに表示します。
SoftEther VPN 2.0 出展協力者一覧
今回の SoftEther VPN 2.0 の
N+I への出展につきましては、下記の組織の皆様のご協力・ご支援をいただきました。
* 出展内容に関する詳細情報につきましては、https://www2.softether.jp/jp/vpn2/old/interop/
に詳細な情報が掲載されておりますので、併せてご覧ください。
ソフトイーサ株式会社は、VPN ソフトウェア「SoftEther」の開発や、その他の多種多様なネットワークサービス・ソフトウェアの開発・提供を事業目的として
2004年4月1日に設立された株式会社です。SoftEther および SoftEther.co.jp の Web
サイトの管理を行う他、三菱マテリアル株式会社と提携し、SoftEther CA (商用版 SoftEther) の開発を行っています。会社概要
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