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2004年3月18日(木)
SoftEther バージョン 1.0 および Linux 版仮想
HUB を公開
SoftEther のバージョン 1.0 および Linux に対応したテスト版 SoftEther 仮想 HUB
のダウンロード提供を開始いたしました。
登 大遊 (Daiyuu Nobori, 筑波大学第三学群情報学類所属) は、IPA (本年より 独立行政法人 情報処理推進機構に組織変更)
が主催する平成15年度未踏ソフトウェア創造事業 未踏ユース部門 (以下、未踏ソフト)
に採択された開発プロジェクトである、『イーサネットのソフトウェア実装とトンネリングシステムの開発』
の開発成果となるソフトウェアである、仮想ネットワーク構築・通信ソフトウェア『SoftEther』(ソフトイーサ)
のソフトウェアのダウンロード提供を、2003年12月17日 (水) から www.softether.com 上の Web
サイトにおいて行っていましたが、この度最新バージョンの SoftEther (バージョン 1.0) を同 Web
サイトにおいてダウンロード開始いたします。
また、従来は SoftEther ソフトウェアは Windows 2000 / XP / Server 2003
版のみ提供されておりましたが、この度 Linux システム上で動作する SoftEther 仮想 HUB
ソフトウェアのテスト版を公開させていただきました。
- ダウンロードを開始するバージョン
SoftEther Version 1.0 (日本語版・英語版 共通インストーラ) および
SoftEther 仮想 HUB for Linux (テスト版)
- ダウンロード提供を開始した日時
2004年3月18日(木) 午後 9 時よりダウンロードを開始
- ダウンロード Web サイト
https://www2.softether.jp/jp/vpn2/old/download/
Windows 版 SoftEther においては、ベータ 3 以降発見されたいくつかの不具合を解消いたしました。ベータ 3
以降は新たな機能は追加されていませんが、仮想 LAN カード、仮想 HUB
の各ソフトウェアにおいて、安定度が向上した他、「接続マネージャー」が画面上に表示されなくなる等の不具合が解消されています。
Linux 版 SoftEther 仮想 HUB は、Windows 版仮想 HUB
と機能的に完全に同等のプログラムです。ただし、現在テスト段階であるため、パフォーマンスや安定性などの性能につきましては Windows
版の品質には達しておりません。あくまでもテスト版としてご利用ください。本格的な運用、高負荷な環境での連続稼動などを行った場合は不具合が発生する可能性があります。
Linux 版 SoftEther 仮想 HUB に関する注意点やインストール方法、起動方法などにつきましては、特設 Web ページ
https://www2.softether.jp/jp/vpn2/old/linux/ をご覧ください。
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2004年3月18日(木) [緊急]
OpenSSL で発見された脆弱性による SoftEther
への影響について
SoftEther 仮想 HUB バージョン 0.50 Beta 3 以前は、18日に報道された OpenSSL の脆弱性による影響 (DoS
アタックによるサービス停止) を受ける可能性があります。早期に Ver 1.0 にアップデートされることをお勧めいたします。
※ このニュースリリースの内容に関するお問い合わせは
yagi@coins.tsukuba.ac.jp までお願いいたします。
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