PacketiX VPN Server 2.0 Standard Edition
クラスタリング機能など Enterprise Edition の全機能が不要な規模の VPN サーバー機能を提供することができる
PacketiX VPN Server 2.0 の製品エディションです。一般的な企業・官公庁および個人事業者に適合しています。
Standard Edition とは
エディション概要
「PacketiX VPN Server 2.0 Standard Edition」は、クラスタリング機能が不要な規模の VPN
サーバー機能を提供することができる PacketiX VPN Server 2.0
の製品エディションです。
一般的な「企業・官公庁および個人事業者」に適合しています。Enterprise Edition
と異なり、「クラスタリング機能」の使用はできません。クラスタリング機能に関する詳細は、「1.7 クラスタリングによる大規模環境への対応」 をお読みください。
PacketiX VPN Server 2.0 Standard Edition を使用するためには、PacketiX VPN
取り扱いパートナーから製品ライセンス「PacketiX VPN Server 2.0 Standard Edition License」をご購入ください。
また、PacketiX VPN Server 2.0 Standard Edition
を使用する場合には、製品ライセンスだけではなく「クライアント接続ライセンス」または「ブリッジ接続ライセンス」も購入する必要があります。
使用例
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企業・官公庁のお客様での使用例
いくつかの拠点や既存のコンピュータシステムをお持ちの企業・官公庁等のお客様は、PacketiX VPN 2.0 の
Standard Edition や Enterprise Edition を使用して拠点間接続 VPN
システムを構築したり、社員のためにリモートアクセス VPN システムを構築したりすることができます。PacketiX VPN
2.0 はセキュリティと安定性が要求される大企業や官公庁などのネットワークに対応する VPN ソフトウェアソリューションです。 |
32 bit 版と 64 bit 版
「PacketiX VPN Server 2.0 Standard Edition」の製品ライセンスには、32 bit 版ライセンスと
64 bit 版ライセンスの 2 種類があります。
- PacketiX VPN Server 2.0 Standard Edition (32 bit 版)
32 bit オペレーティングシステム上でのみ動作します。
- PacketiX VPN Server 2.0 Standard 64-bit Edition (64 bit 版)
32 bit オペレーティングシステム上または 64 bit オペレーティングシステム上のどちらでも動作します。64 bit CPU
(AMD64 や EM64T など) 上で 64 bit オペレーティングシステム (64 bit 版 Windows や Linux
など) を使用される場合は、こちらを選択してください。
なお、VPN Client および VPN Bridge ソフトウェアは「フリーウェア」であり、32 bit 版と 64 bit
版が用意されています。たとえ接続先の VPN Server が 32 bit 版であっても、クライアント側は 64 bit
版を利用できます。その場合も追加コストはかかりません。
64 bit 環境のサポートについては、詳細は 「第12章 PacketiX VPN ソフトウェア仕様」 を参照してください。
ライセンスの購入方法・体験版について
Standard Edition および Enterprise Edition
のライセンスはソフトイーサ認定販売パートナーより購入することができます。また、ご購入前に体験版ライセンスを取得していただき、実際に VPN
構築を体験していただくことをお勧めいたします。
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