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2004年12月17日(金)

ソフトイーサ株式会社 (茨城県つくば市)
代表取締役 社長 登 大遊


次世代 SoftEther VPN ソフトウェア

"SoftEther VPN 2.0 ベータ 1" の無償提供を開始


 

 筑波大学発ベンチャー企業である ソフトイーサ株式会社 (代表取締役 登 大遊/本店所在地 茨城県つくば市) は、SoftEther VPN ソフトウェアの 次期バージョンである「SoftEther VPN 2.0」のベータ版を開発いたしました。

 SoftEther 1.0 のベータ 1 を開発者の 登 大遊 が最初に www.softether.com 上で公開した 2003年12月17日 (水) からちょうど 1 年が経過した本日、SoftEther VPN 2.0 Beta 1 の公開を下記 URL の Web サイトにて開始いたしました。

 SoftEther VPN 2.0 は、IPA 平成15年度未踏ソフトウェア創造事業 未踏ユース部門にて 登 大遊 で開発した SoftEther 1.0 の後継版となるソフトウェアであり、三菱マテリアル株式会社、筑波大学などを始めとする機関 / 個人の方々のご協力・ご支援を得て開発されているものです。

 

この度提供させていただくベータ版の位置付けについて

 今回提供させていただく SoftEther VPN 2.0 ベータ 1 は、SoftEther VPN 2.0 シリーズに搭載することを予定していた機能の大半の実装が完了し、実用的に利用可能になっているバージョンです。

 しかしながら、弊社において十分な動作検証が完了しているものではありません。また、SoftEther VPN 2.0 ソフトウェアの使用方法に関する詳細なオンライン ドキュメントやヘルプにつきましても未公開となっています。

 したがいまして、今回の Beta 1 は、すべての一般的なユーザーを対象とするものではなく、ネットワークに関する詳しい知識をお持ちの方やシステム管理者、および現在 SoftEther 1.0 を活用していただいている方向けに早期にご提供させていただくバージョンという位置付けになっております。

 ソフトイーサ株式会社では、SoftEther VPN 2.0 Beta 1 をご使用いただいたユーザーの皆様からのバグ レポートや機能改良要望などを募集しております。お送りいただいたバグ レポートやご要望につきましては、できる限り次期の SoftEther VPN 2.0 のベータ版リリースの際に採用または適用させていただきたく存じます。

 

 

SoftEther VPN 2.0 の概要

 SoftEther VPN 2.0 は、現在ソフトイーサ株式会社が開発している次世代の SoftEther VPN ソフトウェアです。SoftEther 1.0 の持つ大半の機能と同等またはそれ以上の機能が搭載されています。

 さらに、SoftEther 1.0 と比べて、以下の点において大幅に機能および性能が向上しています。

SoftEther VPN 2.0 は、現在ソフトイーサ株式会社が開発している次世代の SoftEther VPN ソフトウェアです。SoftEther 1.0 の持つ大半の機能と同等またはそれ以上の機能が搭載されています。

さらに、SoftEther 1.0 と比べて、以下の点において大幅に機能および性能が向上しています。


(本ニュース リリースにおきましては、機能強化点の一覧のみを掲載しております。
 より詳しい情報につきましては、https://www2.softether.jp/jp/vpn2/overview/ をご参照ください。)
 

SoftEther VPN 2.0 プロトコルにおける強化点

  • ユーザー認証の強化
  • Radius サーバーまたは NT ドメイン / Active Directory によるユーザー認証
  • 複数 TCP/IP コネクションによる VPN 通信速度の高速化
  • 動作 / 通信速度の向上

 

SoftEther VPN Server 2.0 ソフトウェアにおける強化点

  • GUI による管理ツール "SoftEther VPN Server Manager 2.0" の搭載
  • 大幅な安定性とパフォーマンス向上
  • 動的な TCP リスナー ポートの変更
  • 複数の仮想 HUB のサポート
  • 1 VPN サーバーあたり 最大 4,096 同時接続ユーザーのサポート
  • 仮想 HUB ごとに最大 10,000 ユーザーのサポート
  • 高度なセキュリティ ポリシー機能の搭載
  • プライバシー フィルタ モードのサポート
  • IDS ソフトウェア等のためのモニタ ポート モードのサポート
  • 仮想 HUB 間のカスケード接続のサポート
  • サーバー ファーム機能 (ロード バランシング) による大規模環境への対応
  • サービスモードおよびユーザーモードのサポート
  • 仮想 HUB ごとに分離されたパケット ログのサポート
  • VPN セッション、コネクション、MAC テーブル、TCP テーブルの管理機能強化

 

SoftEther VPN Client 2.0 ソフトウェアにおける強化点

  • 複数仮想 LAN カードのサポート
  • 使いやすく分かりやすくなった接続マネージャ
  • ルート証明書の管理
  • SSL サーバー証明書の検証
  • SoftEther VPN Client 2.0 のリモート管理
  • 再起動の必要が無いインストールと仮想 LAN カードの作成・削除
  • 接続状況とエラー メッセージの表示

 

※ 上記の各機能に関するより詳しい情報につきましては、
https://www2.softether.jp/jp/vpn2/overview/ をご参照ください。

 

SoftEther VPN 2.0 を使用した「実験用公開 VPN サーバーについて」

 ソフトイーサ株式会社は、2004年12月18日 (土) より、SoftEther VPN Server 2.0 を使用した「実験用公開 VPN サーバー」サービスを、期間限定で半年程提供させていただく予定です。

 「実験用公開 VPN サーバー」は、SoftEther 1.0 における実験用公開仮想 HUB と同様、誰でも利用することができる VPN サーバーですが、SoftEther VPN Server 2.0 の特徴である、最大1サーバーあたり 4,096 セッション × 複数サーバーによるロードバランシング技術を活用し、最大同時接続数が数千~数万となる実験用の VPN サーバーを構築することを目指します。詳細につきましては、 https://www2.softether.jp/jp/vpn2/public/ をご参照ください。

 

1週間後の12月24日(金) に公開予定の
  "SoftEther VPN User-mode Router 2.0 Beta 1" について

 ソフトイーサ株式会社では、SoftEther VPN 2.0 シリーズの一部として、現在開発中の SoftEther VPN User-mode Router 2.0 と呼ばれるソフトウェアを、12月24日(金) に本 Web サイト上で公開させていただく予定です。
 なお、12月24日は SoftEther 1.0 Beta 2 を公開し、また一時的に公開を停止した 2003年12月24日 からちょうど 1 年が経過した日となります。

 

今後の SoftEther VPN 2.0 開発スケジュールについて

 ソフトイーサ株式会社は、今後 SoftEther VPN 2.0 の開発を継続し、2005 年 1月末から 2月 にかけて SoftEther VPN 2.0 Beta 2 の公開を行う予定です。

 

 



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