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いろいろな使い方の例

Desktop VPN を有効に活用する使用例を紹介します。ここで紹介する使用例をお読みいただき、普段コンピュータを使用している状況にあてはめて、実際に Desktop VPN を有効活用してみましょう。

 

おことわり このページは現在製作途中で、文章などのコンテンツの内容が不十分な場合があります。今後、内容を増強していく予定です。

 

使用例1: 会社で普段使っているパソコンへ自宅からリモートアクセスする

会社のオフィスで普段業務に使用しているパソコンに Desktop VPN サーバーをインストールします。

この状態で、例えば長くかかりそうであるが、翌日の朝までに作業を完了させなければならないような仕事がある場合は、終電前に一旦自宅に帰宅し、自宅のパソコンの Desktop VPN クライアントから、簡単かつ安全に会社のパソコンのデスクトップにリモートアクセスすることができます。

これにより、途中まで行っていた作業を引き続き自宅で行うことができるとともに、実際の作業時には業務ファイルを自宅のパソコンや USB メモリにコピーせずに作業を行うことができるようになるため、情報漏洩を予防することにもつながります。

さらに、仮に自宅のコンピュータがワームやウイルスなどに感染してしまっていたと仮定しても、一般的に、リモートデスクトップ経由でこれらのワームやウイルスが広がることはないため、社内の自分のパソコンおよび社内 LAN に対して影響を与える危険性がありません。

 

使用例2: 自宅のパソコンへ会社からリモートアクセスする

使用例1 とは逆に、自宅のパソコンに Desktop VPN サーバーをインストールし、会社のパソコンの Desktop VPN クライアントから、簡単かつ安全に自宅のパソコンのデスクトップにリモートアクセスすることができます。

これにより、たとえば自宅のパソコンからしか操作することができないテレビ録画の予約を行うことができます。

また、会社のネットワーク内では使用することが禁止されているアプリケーション (たとえば私用メールの読み書きに使用するためのメールソフトウェアなど) を、自宅のパソコンの中で実行し、それを自由に操作することもできます。

いずれの場合でも、従来の仮想ネットワーク型の VPN 技術と異なり、Desktop VPN を使用する場合は、自宅のパソコンと会社のパソコンを明確に分離することができるため、社内におけるセキュリティポリシーの遵守と情報漏洩の予防につながります。

 

使用例3: 顧客先に導入したシステムのリモートメンテナンスに使用する

顧客先に導入したシステムなどのリモートメンテナンスに Desktop VPN を使用することもできます。

この場合、導入先のコンピュータ (サーバー等) に Desktop VPN サーバーをインストールし、自社に戻ってから、リモートメンテナンスが必要となった場合に Desktop VPN クライアントを使用してそのコンピュータのデスクトップにリモートアクセスすることができます。

顧客先に設置したシステムにリモートアクセスする場合でも、Desktop VPN を使用すれば、リモートアクセス先コンピュータのデスクトップ (画面内容) 上でリモートメンテナンス作業を行うだけであり、他社のネットワークに自社のコンピュータを直接接続する場合と比較して、様々なセキュリティリスクを回避することができます。

 

 

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