よくある質問と回答
本ソフトウェアについてよくある質問およびそれに対する回答を掲載しています。Desktop VPN
ソフトウェアについてわからないことがあれば、まずはこの「よくある質問と回答」をお読みください。
プロキシ経由接続を選択した場合に、ユーザー認証の必要が無い場合もプロキシシーサーバーの設定画面で「プロキシーサーバーのユーザー認証に失敗しました」となってしまう。
ユーザー認証に失敗した場合以外にも、プロキシーサーバーのポリシーに違反した接続を行おうとした場合に同様のエラーが表示される場合がございます。このような場合といたしまして、プロキシーの対象範囲外の IP アドレスを使用していたり、CONNECT メソッドによる HTTPS 通信の中継を許可していない場合などが考えられます。
2拠点で双方向に遠隔操作を行いたい。
双方の PC に PacketiX Desktop VPN サーバーと PacketiX Desktop VPN クライアントの両方をインストールしてご使用ください。
「クライアントは接続できませんでした。既にこのコンピューターのコンソールへ接続しています。新しいコンソールセッションは確立されません。」と表示が出て接続できない。
Desktop VPN クライアントのオプション設定の中の「Microsoft リモートデスクトップ接続ソフトウェアの設定」を「インターネット上の Microsoft Corporation の Web サイトから自動的にダウンロードした mstsc.exe を使用」に変更してください。
二重ルーター内の PC に PacketiX Desktop VPN サーバーをインストールした時も PacketiX Desktop VPN クライアントから接続できるのか。
ルーターの設定等にも依りますが、Web が閲覧できる環境であれば多くの場合は可能です。
システムモードに対応している OS の中に Windows 2000 Professional が含まれていないが、ターミナルサービスをインストールした場合システムモードとしての PacketiX DesktopVPN を使用する事は可能か。
Windows 2000 Professional 向けには、公式にはターミナルサーバーが提供されておりませんので、システムモードに対応している OS の中には含めておりません。仮に、Windows 2000 Server 上で動作するターミナルサーバーと同等の機能を持つサービスが動作していればシステムモードで使用することが出来ると思われます。
PacketiX Desktop VPN サーバーをインストールしたコンピュータを操作した場合に、操作している画面を PacketiX Desktop VPN サーバーをインストールしたコンピュータにも映し出したい。
カスタムインストールを選択し、ユーザーモードでインストールすることで、Windows のリモートデスクトップ機能を使用するモードと、ユーザーモードリモートデスクトップ機能を使用するモードを選択可能になります。このユーザーモードリモートデスクトップ機能を使用しますと、ローカルとリモートの双方で操作内容を確認することができます。
1台の PC に PacketiX Desktop サーバーと PacketiX Desktop クライアントをインストールにすることは可能か。
インストールすることは可能です。
PacketiX Desktop VPN サーバーにアクセスする際、設定したパスワードの認証の後に、ログイン画面がでるがそのユーザー名とパスワードはどの設定で行ったものを入力するのか。
接続後のログイン画面では、接続先の PC の Windows にログインするためのユーザー名とパスワードをご入力ください。
パーソナルファイアウォールでどのアプリケーションの、どのポートを通信許可にすればよいのか。
外部からの接続を受け付ける必要があるポートは特にありません。もし、ファイアウオールがローカルホストからの接続も制限している場合はリモートデスクトップサービスが使用するポートと 9982 番ポートを許可してください。また、アプリケーションからのインターネットへのアクセスを制限している場合はサーバー側では DeskServer.exe を、クライアント側では DeskClient.exe の接続を許可してください。
英語版 WindowsXP でも使用できるのか。
十分なテストを行っておりませんので保証はいたしかねますが、使用可能です。ただし、ユーザー名が日本語であるなどの理由で関連するフォルダ名が日本語を含む場合、インストールに失敗する場合があります。
PacketiX Desktop VPN の英語バージョンはあるのか。
現在、英語バージョンはございませんが、将来的には準備を行う予定です。
もともとリモートデスクトップ機能をサポートしていない Windows XP Home や windows Vista Home Basec/Premiumエディションでは PacketiX Desktop VPN は使用できるのか。
Windows 標準のリモートデスクトップ機能が使用できない環境では PacketiX Desktop VPN 内蔵の代替機能を使用して動作いたします。
どのOSに対応しているのか。
対応 OS 一覧表をご覧ください。
「通信を確立出来ませんでした」とのエラーがでる。
PacketiX Desktop VPN サーバーをインストールした PC が管理サーバーに接続していない状態になっていると思われます。対象の PC がスリープ状態やスタンバイ状態などになると接続要求に応答できなくなるため接続できません。また、一般ユーザー権限でインストールした場合などでは、インストールしたユーザーがログアウトしても接続できなくなります。
使用期限はあるのか。
ソフトウェア自体に使用期限はございませんが、現状では弊社の制御サーバーに依存して動作いたしますので、弊社のサービスが停止または終了すると使用できなくなります。また、バージョンアップによって現在のバージョンと互換性がなくなり、制御サーバーに接続できなくなる可能性もあります。
インターネット外のプライベートネットワークでの利用は問題可能か。
PacketiX Desktop VPN をご利用いただくためには、サーバー、クライアント共にインターネットに接続している必要があります。
使用するにあたり、今後有料化ということになるのか。
下記 URL の今後の開発予定に書いておりますが、ビジネス化の方針については未定ですので、有料化されるかどうかはまだ決まっておりません。 https://www2.softether.jp/jp/desktop/develop/
必要なときに起動し、必要でなくなったら終了させたい。
Desktop VPN サーバーの設定ツールにあるクライアントからの「接続を許可する」「接続を禁止する」ボタンを使用して必要ないときに接続されることを禁止することが出来ます。
プリンタの共有設定はどうのように行えばよいのか。
PacketiX Desktop VPN クライアントを起動すると、共有設定のボタンが表示されます。このボタンを押して表示されるダイアログボックスの説明をよくお読みいただき、「共有機能を使用する」と「プリンタの共有機能を使用する」のチェックボックスにチェックを入れて接続することで接続先からクライアント側のプリンタを参照できるようになります。印刷を行いたいアプリケーションで、このプリンタを選択することで、クライアント側のプリンタに印刷されます。なお、ダイアログの説明にも書かれていますが、この機能は接続先の OS や設定によっては使用できない場合があります。
OS の標準のように、デスクトップの背景やテーマが使えるようにはならないのか。また、画面の色も24ビットカラーを使えないのか。
OS のリモートデスクトップ機能を利用するモードでご利用の場合はスタートメニューなどから「リモートデスクトップ接続」を起動して、オプションから設定を変更し、「名前をつけて保存」しておくことで、接続の際の設定を変更できます。PacketiX Desktop VPN に組み込みのユーザーモードリモートデスクトップをご利用の場合は、サーバー側の詳細設定である程度の設定を行うことが出来ます。
PacketiX Desktop VPN の使用を禁止させたい。
PacketiX Desktop VPN の制御サーバが「130.158.6.64」に置かれておりますのでこの IP アドレスへの接続を禁止することで制限できます。
PacketiX Desktop VPN クライアントから接続を受け付けている状態で、別のクライアントからの接続要求があった場合、PacketiX Desktop VPN サーバ側はうなるのか。
PacketiX Desktop VPN では、リモートデスクトップ機能を持ったOS でサーバーを動作させる場合、内部的に OS のリモートデスクトップ機能を利用しておりますので、OS のリモートデスクトップ機能に同時利用制限がある場合は、その制限に従います。ターミナルサービスのように複数のセッションの同時接続が可能なサービスが起動していれば複数人数での利用が可能となる場合もございます。また、内蔵のユーザーモードリモートデスクトップをご利用の場合は基本的に複数人数での利用は出来ません。
PacketiX VPN 2.0と PacketiX Desktop VPN を同時に使用することは可能か。
PacketiX VPN 2.0 と PacketiX Desktop VPN は、動作原理が異なるため基本的には互いに干渉することはなく使用可能です。
サーバー設定ツールを起動すると『インターネットとの間の通信に失敗しました。コンピュータがインターネットに正しく接続されているかどうかを確認してください。また、プロキシサーバーを使用する必要がある場合は、インターネット接続設定を確認してください。』とエラーが表示され接続できない。
PacketiX Desktop VPN サーバーを使用するにはインターネットにアクセスできる必要があります。もし、ノートンインターネットセキュリティーなどでインターネットへのアクセスを制限している場合には使用できない場合があります。インストールフォルダにある実行ファイルに対してインターネットにアクセスする許可を出してみてください。
1台の PacketiX Desktop VPN サーバに、同時接続できるクライアント数に制限はあるのか。
PacketiX Desktop VPN を OS の提供するリモートデスクトップ機能を利用するモードでご利用の場合は、OS が許す限り、何セッションでも接続することが可能です。ユーザーモードリモートデスクトップをご利用の場合は、基本的にインストールしたユーザーのデスクトップしか利用できません。
クライアントのプリンタをサーバー側で参照したい。
まず、PacketiX Desktop VPN クライアントから接続する際に共有設定で、プリンタの共有を設定します。次に、サーバ側に接続してしばらくすると印刷の際に選択できるプリンタの一覧にクライアント側のプリンタが現れますので、これを選択して印刷を行うことでクライアント側に印刷されます。
空パスワードでリモートデスクトップを利用できるか。
空パスワードでリモートデスクトップを利用できるようにするためにはセキュリティーポリシーを変更する必要があります。以下の URL のページをご参照ください。http://support.microsoft.com/kb/418366/ja なお、空パスワードでご利用の場合は必ず PacketiX Desktop VPN 側のパスワードを設定するようにしてください。
OS のアップグレード行った際、前の OS の設定等を受け継がず、新しく PacketiX Desktop VPN をインストールしたのだが、前に使っていたコンピュータ ID が「既に利用中のコンピュータ名」ということで使用できなかった。
コンピュータ ID を識別する情報は、PacketiX Desktop VPN Server がインストールされているフォルダ内の「.data」という隠しフォルダに格納されています。このデータはコンピュータ ID と 1 対 1 で対応付けられており、他の方法で元の利用者であることを確認する方法が無いため、このデータが失われた場合に、コンピュータ ID を復活する方法はございません。申し訳ございませんが、元の ID に数字を付け加えるなどして、別のコンピュータ ID をご利用いただきますようお願いいたします。
色が減色されて表示される。
Home Basic や Home Premium 等のリモートデスクトップサーバー機能の無い OS の場合はユーザーモードリモートデスクトップが使用されますが、こちらは通常のリモートデスクトップのように OS の機能を用いて実現されてものではありませんので機能的な制約がございます。例えば、通信帯域を節約するために画面を減色して転送する場合があります。通信帯域によって自動的に調整を行い、帯域に余裕がある場合はフルカラーになるようです。
PacketiX Desktop VPN サーバーの設置するネットワークの接続環境が、ほとんどポートが閉じられている状態でも使用することが可能か。
インターネットへの接続が出来る環境であれば、おおむね使用可能です。Web の閲覧にプロキシの設定が必要な環境では、同様の設定を行っていただく必要がある場合がございます。
商用で使用することは可能か。
現在、PacketiX Desktop VPN はベータ版(テスト版)の状態です。商用でご利用いただくことは出来ますが、事故によるサーバーの停止などのトラブルや、通信品質につきましてはなんら保証はございませんのでご注意ください。また、正式版による商用サービスへの投入の時期や形式等に関しましては、まだ決まっておりません。
パソコン自体についているコンピュータ名と PacketiX Desktop VPN で使用するコンピュータ ID は別々の物か?
コンピュータ ID は、PacketiX Desktop VPN サービスの独自のものですので、コンピュータに付けられている名前と異なるものです。
PacketiX Desktop VPN サーバのモニタには作業画面が映っているのか?
サーバー PC の画面が遠隔地から利用中にどうなるかは、ご利用いただいている PacketiX Desktop VPN Server のモードによります。システムモードでインストールした場合や、ユーザーモードで Windows のリモートデスクトップ機能を使用することを選択した場合には、遠隔地からの使用中の画面はサーバー機のディスプレイには表示されません。(Windows XP や Vista の場合にはロックされているように見えます。)ユーザーモードでインストールして、ユーザーモードリモートデスクトップ機能を使用している場合には遠隔からの操作中にも同じ画面がサーバー機に表示されます。標準インストールを行った場合は Windows XP Professional などのリモートデスクトップ機能を持った OS に管理者権限でインストールした場合は、前者のモードになります。また、そうでない場合は後者のモードで動作いたします。
クライアントPCから共有機能を使用するにチェックし、ハードディスクの共有機能を使用するにチェックしたにもかかわらず、マイコンピュータに接続元のハードディスク一覧が表示されない。
ユーザーモードリモートデスクトップ機能をご利用の場合はディスク等の共有機能は使用できません。また、接続先の Windows がリモートデスクトップ機能に対応していることをご確認ください。
接続先のウィンドウズのログオン画面で「アカウントの制限によってログオンできません」と表示されリモート操作ができない。
パスワードが設定されていないユーザーは通常はログオンすることが出来ません、また、標準状態では管理者権限を持っていないユーザーは接続できない場合があります。 「マイコンピュータ」を右クリックして「プロパティー」を選択すると「システムのプロパティー」ダイアログが表示されます。この中の「リモート」タブを選択し、「リモートユーザーの選択」を押して接続を許可したいユーザーを指定してください。
サーバ起動中スクリーンセーバが起動されなくなってしまった。
Desktop VPN サーバー設定ツールの動作設定画面から「コンピュータが自動的にスタンバイや休止状態にならないようにする」チェックボックスを外すことで、スクリーンセーバーが動作するようになります。しかし、Desktop VPN サーバーをユーザーモードでご利用の場合は、スクリーンセーバー動作中は遠隔操作が出来ませんのでご注意ください。
ウィンドウズのサイズと表示画面がフィットしない。
標準インストールでは、インストール先の Windows がリモートデスクトップ機能をサポートしていればシステムモードに、そうでなければユーザーモードに自動的に設定されます。どちらのモードでご使用頂いているかによって、操作方法が異なります。システムモードでの操作法はリモートデスクトップに準じますので、リモートデスクトップのオンラインヘルプをご参照ください。ユーザーモードでは、タイトルバーを右クリックしてメニューから「フルスクリーン」をチェックするとフルスクリーンモードになります。メニューは F12 キーでも出せます。
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