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トップページ 報道発表資料一覧 PacketiX VPN 4.0 のベータ版 (RC1) を公開Select Language:

 

2012 年 11 月 26 日 (月)

ソフトイーサ株式会社 技術開発部
(茨城県つくば市)


スマートフォンをサポートし、通信速度も 2 倍に高速化した最新版。
ダイナミック DNS や NAT トラバーサルにも対応し、ファイアウォールを強力に貫通。

PacketiX VPN 4.0 のベータ版 (RC1) を公開


 

 筑波大学発ベンチャー企業である ソフトイーサ株式会社 (代表取締役 登 大遊 / 本店所在地 茨城県つくば市、以下「ソフトイーサ」といいます) は、法人・個人向けレイヤ 2 VPN ソフトウェア「PacketiX VPN」の最新版である「PacketiX VPN 4.0」の初めてのベータ版 (RC1) を本日公開いたしました。どなたでも無償でダウンロードしご利用いただけます。利用期限は 2013 年 3 月 31 日までです。

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図1: PacketiX VPN 4.0 RC1 の画面

 

 PacketiX VPN 4.0 (図 1) は L2TP/IPsec, OpenVPN, MS-SSTP, L2TPv3, EtherIP などの VPN プロトコルに新たに対応し、iPhone や Android などのスマートフォンや Cisco などの VPN ルータからの VPN 接続を受付けることができるようになった最新版の VPN ソフトウェアです。

 NAT やファイアウォールを貫通する NAT トラバーサル機能、固定 IP アドレスを不要にするダイナミック DNS 機能、ICMP や DNS しか通信できないような公衆無線 LAN でも VPN 通信を可能とする VPN over ICMP / DNS 機能などの強力な通信機能を備えています。

 また、PacketiX VPN 3.0 と比較して VPN 内でのファイル転送速度を最大 2 倍程度にする WAN 高速化機能、NTT のフレッツサービスの網内 IPv6 折り返し通信対応機能などが新たに実装されました。

 さらに日本語、英語、中国語の 3 カ国語版がシングルバイナリで提供され、VPN Server は一般ユーザー権限でもインストールが可能になりました。

 

 本日公開したベータバージョンは Release Candidate 1 (Build 8590) です。このベータ版はリリース前の最終段階のものであり、PacketiX VPN 4.0 の製品版に搭載される予定のすべての機能が実装されています。ソフトイーサは、本日同時に「PacketiX VPN 4.0 RC版 バグレポート・プログラム」を開始しました。このベータ版をお試しいただき、重要な不具合を発見していただいた方には御礼として PacketiX VPN Server 4.0 Professional Edition ライセンスを進呈いたします。PacketiX VPN 4.0 の新機能一覧の参照、およびダウンロードは以下のリンクから可能です。

 

 ソフトイーサでは PacketiX VPN 4.0 の RC1 の配布結果のフィードバックをもとにソフトウェアを十分な品質に高めた上で、2012 年度中に PacketiX VPN 4.0 の製品版を発売する予定です。深刻な不具合が発見されない場合は、2012 年末または 2013 年の早い時期に製品版をリリースする予定です。場合によっては RC2 を配布する可能性もあります。

 

 2012 年 1 月に配布を開始した PacketiX VPN 3.0 の iPhone / Android / Mac 対応ベータ版は廃止され、PacketiX VPN 4.0 の本件 RC 版に引き継がれます。PacketiX VPN 3.0 のベータ版は 2012 年 11 月 30 日に期限が切れますので、現在お使いのお客様は PacketiX VPN 4.0 RC1 にアップデートをお願いします。

 

 希望小売価格やライセンス体系は PacketiX VPN 3.0 と同等となります。また、PacketiX VPN 3.0 の法人向けライセンスおよびサブスクリプション契約をお持ちの方は、当該ライセンスで PacketiX VPN 4.0 のライセンスを無償で取得いただける「アップグレード権」を行使できます。一方、PacketiX VPN 3.0 の個人向けエディション (Home Edition) および小規模事業者向けエディション (Small Business Edition) をお持ちの方は PacketiX VPN 4.0 のライセンスの購入が別途必要となります。

 

 PacketiX VPN 4.0 に搭載された新機能のうち法人のお客様向けの機能以外の多くは、フリーソフト・オープンソース版の VPN ソフトウェア「UT-VPN」(http://utvpn.tsukuba.ac.jp/) に 2013 年の早い時期に移植され、ソースコードも公開予定です。さらに、同時に「UT-VPN」の名称は「SoftEther VPN」に変更される予定です。

 

PacketiX VPN 4.0 の主な新機能

1. 新しい VPN プロトコルやシステムのサポート

PacketiX VPN 4.0 では、従来の HTTPS ベースの VPN プロトコルのほか、新たに L2TP/IPsec, OpenVPN, MS-SSTP, L2TPv3, EtherIP プロトコルがサポートされました。iPhone や iPad, Android, Windows Phone などのモバイル端末や NEC, IIJ, Cisco などの VPN ルータからの VPN 接続を受付できます。Windows 8 や Windows RT、Apple iOS、Cisco IOS などの新しい OS もサポートしました。(図 2)

OpenVPN サーバー互換機能、Microsoft SSTP VPN サーバー互換機能により、OpenVPN や Windows Server に付属の VPN 機能を使用されていたお客様は、PacketiX VPN Server 4.0 に移行してこれらの VPN クライアントをサポートでき、VPN サーバーを一本化し、ハードウェアや OS ライセンス費用を削減できます。


(図2 PacketiX VPN は様々な OS をサポート)

 

2. 接続性の向上、ファイアウォールの貫通

NAT やファイアウォールの内側でも VPN Server を簡単に動作させることができる NAT トラバーサル機能も搭載しました。会社のファイアウォールのポート開放なしに、自宅から社内の自分のパソコンの VPN Server にアクセスできます。万一 NAT トラバーサル機能が動作しない制限の厳しいファイアウォールがある場合には、VPN Azure クラウドサービス(無償) が便利です。VPN Azure を経由すれば、社内にインストールした VPN Server にほぼ確実に自宅から VPN 接続できます。VPN Azure はワンクリックで有効化できます。

VPN Server を固定グローバル IP アドレスがない環境で動作させるために便利なダイナミック DNS 機能が搭載されました。「softether.net」という専用のドメインのサブドメインを VPN Server に割当て、ISP の IP アドレスが変化した場合も自動的に追従します。ISP への固定 IP アドレスの月額費用を節約できます。

公衆無線 LAN では、なぜか TCP 通信ができないにもかかわらず ICMP や DNS の通信ができる環境があります。そのような通信不良が発生している無線 LAN などでも VPN 通信を行えるようにするため、VPN over ICMP / DNS 機能を搭載しました。Ethernet パケットを ICMP (Ping) や DNS パケットにカプセル化して、このような通信不良の公衆無線 LAN でも安定して通信が可能です。

 

3. 通信速度の向上

PacketiX VPN Server と VPN Client / Bridge 間の通信プロトコルに WAN 高速化機能を搭載。利用可能な場合は自動的に UDP 通信を行います。広帯域にもかかわらず遅延が大きい遠距離間での VPN の速度が大幅向上。実測例として、東京・大阪間での Windows ファイル共有のスループットが従来の 45Mbps から 2 倍の 96Mbps に高速化されました。 (図3、図4)


(図3 PacketiX VPN 3.0 と 4.0 の CIFS 速度比較。フレッツ回線を用いて東京・大阪間で実測)

 


(図4 実際のトラフィックグラフを Windows のタスクマネージャで表示した写真)

 

4. セキュリティ機能の強化

VPN Server のパケットログに新たに HTTP アクセスのヘッダを記録できるようになりました。アクセスリストに一致した HTTP 要求を強制的に指定された URL にリダイレクトするルールも記述できます。RSA 証明書の鍵サイズがデフォルトで 2048bit に強化され、今後 20 年間程度は安全に利用できます。

 

5. NTT のフレッツ・サービスの網内 IPv6 通信のサポート

NTT 東日本・西日本の提供するフレッツ・サービス (B フレッツ、NGN) の網内 IPv6 折り返し通信に最適化しました。IPv6 インターネット契約がなくても、NGN 内の拠点間でとても簡単に VPN を確立できます。IPv6 アドレスが突然変化した場合でも追従します。

 

6. インストーラの強化、ユーザーモードインストールの実現

VPN Server / Bridge を Windows にインストールする際に、システム管理者権限がなくても、一般ユーザー権限でインストール・動作させることができるようになりました。社内 LAN に自分専用の VPN Server を構築したい場合は、システム管理者に依頼することなく社員自らの手でインストールや設定・運用ができます。 

インストーラが強化されました。VPN サーバー管理マネージャやクライアント接続マネージャのみをインストールすることもできます。

 

7. 多言語対応、シングルバイナリ

ついに PacketiX VPN 4.0 には英語版が追加されました。日本語、英語、中国語 (簡体字) の 3 種類のバージョンは、1 個の共通のバイナリとして提供されます。OS の言語設定をもとに最適な言語版が自動的にインストールされます。もちろん、後から再インストールせずに表示言語を変更することもできます。
※ RC1 では簡体字中国語はサポートされていません。RC2 または製品版でサポートされます。

 

8. その他の改良点

簡易インストーラ、Web インストーラをウィザード形式で簡単に作成できるようになりました。ローカルブリッジの安定性が向上し、同一名の LAN カードが複数ある場合や、誤ってローカルブリッジを経由したルーティングの無限ループが発生した場合にこれらを検出して安定動作します。

 

 

 

PacketiX VPN について

 PacketiX VPN は日本国内で約 4,800 社の導入実績を有するソフトイーサの主力ソフトウェア製品です (2012 年 11 月 26 日現在)。

 

さらに詳しい情報は

本日公開した以下の Web ページに掲載させていただいております。
ダウンロードも下記リンクから可能です。



本件に関するお問い合わせ先
〒305-0005 茨城県つくば市天久保 2-9-2 リッチモンドビル 1F
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