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トップページ 報道発表資料一覧 HardEther (ハードイーサ) 広域ギガビットイーサネット専用線サービスを提供開始Select Language:

 

2008 年 12 月 1 日 (月)

ソフトイーサ株式会社 通信事業部
(茨城県つくば市)


帯域保証付きのギガビットイーサネット専用線を 18 万円台から提供

HardEther (ハードイーサ)
広域ギガビットイーサネット専用線サービスを提供開始


 

 ソフトイーサ株式会社 (代表取締役会長 登 大遊 / 本店所在地 茨城県つくば市) の通信事業部は、本日、広域ギガビットイーサネット専用線サービス「HardEther (ハードイーサ)」の提供を新たに開始いたします。

 当社は、これまで培ってきたネットワーク技術や VPN 技術を活用し、この度、新たに東京都・茨城県・千葉県・埼玉県・神奈川県の 1 都 4 県をサービスエリアとして、主に中小・ベンチャー企業様向けに安価で高品質な 1 Gbps 拠点間接続サービスを提供することとなりました。

 当社は、HardEther サービスについて、最初の 1 年間で 50 回線以上、次の 1 年間で合計 200 回線以上の回線の開通を目指します。なお、HardEther サービスは、月額料金が安価であるが、既存の大手通信事業者様のサービスと比較してサポート体制 (故障受付窓口の営業時間等) が弱いという特徴があるため、中小・ベンチャー企業様を主要なターゲットといたします。より協力なサポート体制を望まれるお客様につきましては、大手電気通信事業者様のサービスをお勧めすることもあります。

 サービス概要につきましては 11 月 25 日 (火) に記者発表会を開催させていただきましたが、本日をもちまして、本サービスを提供開始いたしましたので、ご報告申し上げます。なお、HardEther の Web サイトとして、https://www2.softether.jp/jp/hardether/ をオープンいたしました。

 

サービス概要

 HardEther は、当社が電気通信事業法に基づきお客様に対して提供する、広域ギガビットイーサネット専用線サービスです。お客様が指定された 2 拠点間を、1 Gigabit Ethernet の通信速度を実現する光ファイバ専用線で、高速・高品質に接続します。

 本サービスは、以下のような特徴を有します。

  • 非常に高速
    最大 1 Gbps の通信が可能です。
  • 極めて低遅延
    2 拠点間の通信遅延時間は、通常 1.0 ミリ秒以下となります。
  • 専用線
    普通のブロードバンド回線や広域イーサネット回線などの共有網と異なり、本サービスは専用線にて提供いたします。ベストエフォートではありません。
  • スループット (速度)、遅延、パケットロス率の保証
    特に、スループットについては 800 Mbps 以上を保証し、万一それ以下の品質となった場合は、損害賠償をいたします。
  • 中小・ベンチャー企業様でも利用可能な低価格と割引サービス
    2 拠点を 1 Gbps で接続する場合で月額 18 万円台から、さらに「ベンチャー割引」で月額料金を 5 万円値引きいたします。
  • レイヤ 2 (イーサネット) で拠点間を簡単に接続、VLAN も通過
    とても長い LAN ケーブルとして利用できます。VLAN タグ付きフレームも自由に通過可能です。

 

顧問

 当社は、HardEther 等の通信事業を円滑に進めるため、自由民主党・参議院議員の松田岩夫氏 (写真 1) を、顧問として招聘いたしました。松田議員は、元 IT 担当大臣・経済産業副大臣であり、通信に関する知見が深く、また現在は裁判官弾劾裁判所・裁判長のほか、Global Innovators, LLC. 代表社員も兼任しています。


写真 1. 松田岩夫議員 (右)

 

月額料金等の費用

 お客様によって指定される 2 拠点の住所等によって異なり、コンピュータによる自動見積りシステムで即時に算出可能です。

 コンピュータによる自動見積りシステムは、https://www2.softether.jp/jp/hardether/charge/ よりアクセス可能です。

 

サービス仕様

 HardEther サービスは、以下のように、非常にわかりやすい 1 Gbps 拠点間接続サービスです。

項目 内容
名称 「HardEther」 (ハードイーサ)
サービス運営主体 ソフトイーサ株式会社 通信事業部
概要 広域ギガビットイーサネット専用線サービス
特徴 高速・高品質・低遅延でバックアップ回線付きのギガビットイーサネット専用線により、お客様の指定された 2 拠点間の Ethernet 通信を実現します。
通信速度・インターフェイス 1 Gbps (1000Base-T)
品質保証
保証する項目 保証値
通信速度
(スループット)
800 Mbps 以上
遅延時間
(ディレイ)
線路長 1km あたりおおよそ 0.01msec 程度として計算し当社が契約前に指定した値
パケットロス率 原則として 0.05% 以下
SLA (サービス品質保証制度) 一定時間 (通常 15 分間) 以上、品質保証を満たせない状態が継続して発生した場合、当該期間の料金の 2 倍 (バリュータイプについては 1 倍) を返金。
主要なお客様 企業および SOHO のお客様
サービスエリア 東京都・茨城県・千葉県・埼玉県・神奈川県
(ただし一部のエリアは除きます。)

 

3 種類のサービスタイプ

 HardEther サービスは通常は専用線によって高速・高品質な通信が可能です。万一、専用線や伝送装置に故障が発生した場合は、直ちにバックアップ回線 (VPN 技術を用いたおおよそ 50 ~ 80 Mbps の仮想専用線) に切り替わることにより、ダウンタイムを防ぐメニュー (スタンダードタイプ・エンタープライズタイプ)、2 本の専用線を引いておき、1 本が切れた場合に自動的にもう 1 本に切り替わるメニュー (エンタープライズタイプ) があります。

サービスタイプの名称 特徴
バリュータイプ 2 拠点の間に、1 本の専用線を設置します。
万一、この専用線や専用線用の光ファイバ通信機器が故障した場合は、その故障が復旧するまでの間、通信が不能になります。

スタンダードタイプ 2 拠点の間に、1 本の専用線と、1 本のバックアップ回線を設置します。
通常は専用線を用いて通信を行います。
万一、専用線や専用線用の光ファイバ通信機器が故障した場合は、その故障が復旧するまでの間、自動的にバックアップ回線に切り替わり、バックアップ回線を用いて通信を行います (ただし、バックアップ回線における通信速度はおおよそ 50 ~ 80 Mbps 程度であり、専用線と比較すると非常に低速です)。
専用線の故障が復旧した場合は、専用線に自動的に切り替わります。

エンタープライズタイプ 2 拠点の間に、2 本の専用線と、1 本のバックアップ回線を設置します。
通常は 2 本の専用線のうちいずれか 1 本を用いて通信を行います (通信を行っている専用線が故障した場合は、もう 1 本の専用線を用いて通信を行います)。したがって、スタンダードタイプと比較すると、専用線が故障しにくい構成となっています。
万一、2 本の専用線の両方とも故障した場合は、スタンダードタイプと同様に、自動的にバックアップ回線に切り替わり、バックアップ回線を用いて通信を行います。

 

既存の大手電気通信事業者様のサービスとの比較

 各事業者様で提供されている 1 Gbps の 2 拠点間接続サービスを利用した場合を想定し、HardEther (バリュータイプ) を利用した場合と月額料金を比較すると、図 1 のようになります。同一市内・同一県内・別々の県内のいずれの場合も、HardEther 専用線サービスの月額料金が大幅に安価となります。

図1. HardEther と他社様サービスとの月額料金の比較 (1 Gbps 契約)

 

 通信遅延時間 (ミリ秒単位) の保証値を比較すると、図 2 のようになります。

図2. HardEther と他社様サービスとの通信遅延時間の保証条件の比較 (1 Gbps 契約)

 

 なお、比較条件は https://www2.softether.jp/jp/hardether/compare/others.aspx に掲載しております。

 

遅延を 1.0 ミリ秒以内にすることの重要性

 HardEther サービスでは、おおむむ、同一市内であれば 0.5 ミリ秒以下、同一県内であれば 0.8 ミリ秒以下の遅延を保証いたします。他社の広域イーサネットサービス等の遅延保証は、同等の条件で 5.0 ミリ秒以下となっています (図 3)。

 当社が非常に長い光ファイバや遅延発生装置を用いて測定したところ、Windows ファイル共有 (CIFS, SMB) や FTP 等のプロトコルは、たとえスループットが 970 Mbps 程度出る回線であっても、遅延が 1.0 ミリ秒以上あれば、ファイルのコピー速度等が大幅に低下してしまう減少が見られました (図 3)。

 複数の拠点がある企業の場合で、本社等の 1 拠点にファイルサーバー等のストレージを集約して設置する場合、各拠点から本社までの遅延時間は 1.0 ミリ秒以下であることが望ましく、HardEther サービスでは遅延 1.0 ミリ秒を保証するために最大の努力を払っています。

図3. Windows ファイル共有 (CIFS, SMB) や FTP 等のスループットが遅延の増加により
大幅に減少する旨の調査結果および各イーサネット接続サービスの保証する遅延時間

 

背景事情

 当社は、設立後 5 年間弱にわたり、一貫して VPN ソフトウェアである「SoftEther」や「PacketiX VPN」等を開発・販売してまいりました。2008 年 11 月時点において PacketiX VPN 2.0 は約 2,900 社の会社や官公庁等に導入いただいており、同ソフトウェアを用いると、離れた場所にある 2 拠点を、インターネットを介して、あたかも 1 つのレイヤ 2 セグメントであるかのように拠点間接続することが可能です。

 しかしながら、VPN を用いる場合、VPN 通信の性能は、その VPN の通信が物理的に伝送されるネットワーク回線の速度・品質を超えることができないという、当然の制限があります。日本国内で一般的に普及しているブロードバンド回線の実効速度は数 10 Mbps から 100 Mbps 程度であり、また、品質はベストエフォートの場合が多く、VPN を用いる場合は、物理的な回線の速度・品質に左右されてしまいます。

 これまで、当社は物理的な通信サービスを提供する事業者ではありませんでしたので、2 拠点間の処理を、数百 Mbps ~ 1 Gbps 程度で接続したいというお客様のご要望に、簡単にお応えすることができませんでした。

 

 2 箇所以上の拠点のある企業が、1 Gbps 近くの通信速度を、2 拠点間で利用したい場合は、これまでは大手通信事業者様が提供されている「広域イーサネットサービス」や「専用線サービス」を利用する必要がありました。しかし、これらのサービス価格は一般的に高く、例えば同一の市内の近所同士を 1 Gbps で接続するために月額 54 万円程度の費用がかかります。同一都道府県内の別の市町村同士では 190 万円程度、別々の都道府県間にあたっては 530 万円の月額料金がかかってしまいます。

 近年、ほぼすべてのコンピュータに 1 Gbps の LAN カードが搭載されており、1 Gbps の通信が可能なネットワーク機器も安価に普及してまいりました。しかし、拠点間接続を 1 Gbps で安定して行うためには、多額の出費を要する現状があり、事実上、中小・ベンチャー企業様にとっては、拠点間の 1 Gbps の安定した接続は利用不能でありました。

 

 当社は、中小・ベンチャー企業様にとって使いやすく、かつ技術的性能の面においては、既存の大手電気通信事業者様の広域イーサネットサービス等と同等以上のサービスを実現するため、おおむね 1 年前から準備を重ね、本日サービスの提供を開始したものであります。



本件に関するお問い合わせ先
〒305-0031 茨城県つくば市吾妻2丁目8番地8 つくばシティアビル
ソフトイーサ株式会社 戦略推進室 広報担当 原 哲哉
電子メール : press-infosoftether.co.jp

 

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